2012年 07月 02日
新潟産小麦「ゆきちから」
新潟県長岡市、
ここは北海道?と見間違うほどの光景です。
新潟県小千谷市で農家を営む山口農場さん。
新潟ではほんとにほんとに数少ない、小麦の生産者さんでもあります。
豪雪地帯でも、元気に育つよう品種改良され続けている「ゆきちから」という品種。
お米を作る傍ら、「地消地産」を掲げて休耕田や荒れ地を利用し、
試行錯誤を繰り返し近年やっと量産できるようになった山口さんの小麦。
「ゆきちから」はパンにとっては決してベスト相性とはいえないものの、それに負けない風味と強さがあります
この希少で大切に育てられた小麦を、cosaでは使わせていただいています。
収穫のお手伝いをさせていただきました。
地産地消ではなく、地消地産という考え方。
「地元で消費するものは地元で生産する」という意味です。
消費に視点をおいた攻めの農業といえます。
新潟ではこんなにもパンや麺といった小麦製品を食べるのだから、ここで小麦を作っちゃえ!という山口さん。
そんなポジティブな山口さんの姿勢に感銘を受けて
cosaでは、現在、ほぼすべてのパンを山口さんの小麦で作らせていただいてます。
今年の小麦も安定した収穫量が望めそうとのことで、今後は100%新潟産小麦のパンになります。
お楽しみに。
10月には種まきが始まります。また出張してきます。
by pancosa
| 2012-07-02 21:50
| 小麦